「深夜3時まで激務」短期離職を3回経験した女性が、フリーランスとして自分らしく働く今

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「深夜3時まで激務」短期離職を3回経験した女性が、フリーランスとして自分らしく働く今

30代前半というキャリアの節目に、3回の短期離職を経験したゆうきさん。

深夜3時まで及ぶ設計事務所での激務、塾での退職勧奨、そして食品会社の倒産と、短期間に波乱万丈な経験を重ねました。

当初は「とにかく勢いのある会社を」と選んでいた彼女ですが、相次ぐ離職を経て「自分にとって何が大切か」という優先順位に気づいたと言います。

短期離職を「会社を見る目を養うプロセス」と捉え、現在はフリーランスとして活躍する彼女に、当時のリアルな心境を語っていただきました。

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▼ゆうきさんのプロフィール▼

項目

内容

ニックネーム

ゆうき

現在の年齢

44歳

性別

女性

短期離職したときの年齢

33歳・34歳

短期離職した会社の業種・職種

・塾/事務
・設計事務所/総務
・食品会社/営業

在籍期間

半年(設計事務所)、1年未満(食品会社)

短期離職の回数

3回

現在の状況

フリーランスとして活動中

8時半から深夜3時まで。設計事務所での想像を絶する激務

Zターン編集部:
ゆうきさん、本日はインタビューにご応募いただきありがとうございます!どうぞよろしくお願いします。

ゆうき:
こちらこそ、よろしくお願いします。

Zターン編集部:
ゆうきさんは30代前半に3回の短期離職を経験されているとのことですが、その中でも特に「これは大変だった……」と印象に残っているのはどちらの会社ですか?

ゆうき:
そうですね……やっぱり設計事務所ですね。とにかく激務で、朝の8時半から、遅い時は夜中の3時ぐらいまでずっと仕事をしていました。

Zターン編集部:
ええっ、深夜3時ですか!? それは……想像を絶しますね。半年ほど在籍されたとのことですが、入社前にそういったお話はなかったんですか?

ゆうき:
求人サイトには「労基法に違反しない程度には残業がある」と書いてあったんです。でも実際は全然違いました(笑)。

Zターン編集部:
それは「話が違う」となりますよね……。いつ頃から違和感を感じ始めたのでしょうか。

ゆうき:
入って1週間ぐらいですね。私は顔が「仕事ができそう」に見えるらしくて、新人の私に「これを任せるの?」というような重い業務がほぼ最初からでした。総務で入ったのに、なぜか社長の営業に同行したり、飲み会に付き合ったり……。

Zターン編集部:
総務の仕事を超えて、社長の秘書のような状態だったんですね。

ゆうき:
はい、入社したら結局そうなっていましたね。

「誰に断って休んでいるんだ!」心身の限界で下した決断

Zターン編集部:
その状況で半年間。最終的に「もう辞めよう」と思った決定的なきっかけは何だったんですか?

ゆうき:
大きなプロジェクトを任されていて、それが終われば楽になると思っていたんです。でも、いざ終わっても激務は変わらなくて……。ある時、ガタが来て突然体が動かなくなって、1日お休みをいただいたんです

Zターン編集部:
体が悲鳴を上げてしまったんですね……。

ゆうき:
それで翌日出社したら、ものすごく怒られたんです。「誰に断って休んでるんだ」「あなたが休んでみんなにどれだけ迷惑がかかったと思ってるんだ」って……。

Zターン編集部:
ええ……体調を崩して休んだのに、その言い方はあまりにひどいです。

ゆうき:
その瞬間、「あ、こんなに社員を大切にしてくれない会社なら、もういいや」と吹っ切れて。「じゃあ今辞めます」と言って、そのまま帰りました

Zターン編集部:
まさに「サクッと」決断されたんですね。でも、その怒りが逆に辞める後押しをしてくれたような。

ゆうき:
本当にそうです。逆に辞めやすい空気を作ってくれたというか(笑)。心は強いほうだと思っていましたが、体が先に限界でしたね。

塾での戦い、食品会社の倒産。重なる不運をどう乗り越えたか

ゆうきさんスクショ

Zターン編集部:
他の2社についても少し伺えますか? 塾と食品会社ですよね。

ゆうき:
塾は、私に適性がなかったこともあって、向こうから「退職勧奨」のような形になりました。でも納得がいかなかったので、労働基準監督署に相談して戦いました。結局、解決金として1ヶ月分の給与をもらって、会社都合での退職として処理させました。

Zターン編集部:
おお……! 泣き寝入りせずにちゃんと戦ったんですね。すごいです。

ゆうき:
食品会社の方は、もう単純に倒産してしまったんです。社長の経営手腕の問題だったと思います。

Zターン編集部:
倒産ですか……。短期離職がこれだけ続くと、当時は「次が見つかるかな」という不安はなかったですか?

ゆうき:
不思議となかったですね。30代前半ならまだ全然いける、と思っていました。実際、トントンと次の仕事が決まっていったんです。私はなぜか年配の「ワンマン社長」に好かれるタイプだったみたいで(笑)。

短期離職があったからこそ、自分に合う環境がわかった

Zターン編集部:
その後はカーリースの営業事務として10年以上長く勤められたそうですね。その会社はどうやって選んだのですか?

ゆうき:
それまでの経験から「ワンマン社長が支配している小規模な会社は絶対に嫌だ」という明確な基準ができました。だから、本社が別の場所にあり、一定の規模がある会社を選びました。

Zターン編集部:
過去の苦い経験が、しっかり「会社選びの軸」になったんですね。

ゆうき:
そうですね。短期離職を繰り返したことで、やっと「会社を見る目」が養われたんだと思います。今の自分から当時の自分に言うなら「ワンマン社長の会社はやめとけ」と言いたいです(笑)。

Zターン編集部:
説得力が違いますね(笑)。最後に、今短期離職で悩んでいる方へメッセージをいただけますか?

ゆうき:
今は人手不足ですし、日本は失業保険などの制度も手厚いです。心を壊してしまったら、元に戻るのにものすごく時間がかかります。「嫌だ」という直感は、時間が経ってもあまり変わりません。自分を大切にするために、早く逃げる勇気を持ってほしいなと思います

Zターン編集部:
ゆうきさんの歩んできた道のりを聞いて、救われる読者も多いと思います。本日は貴重なお話を本当にありがとうございました!

ゆうき:
こちらこそ、ありがとうございました!

編集部コメント

ゆうきさんのインタビューで印象的だったのは、過酷な環境に身を置きながらも、最後は「自分を大切にしない場所にはいられない」と毅然とした態度で決断されている点です。

短期離職を3回経験しても、その後10年以上続く「ホワイトな環境」を見つけられたのは、失敗をただの汚点にせず、「自分にとって何が大切か」という優先順位を整理するための材料に変えたからでしょう。

彼女の「直感を信じて逃げていい」という言葉は、今苦しんでいる人にとって大きな希望になるはずです。

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