「新卒1年でうつ状態に」責任の重圧とセクハラ上司に悩んだ女性が自分を取り戻すまで

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「新卒1年でうつ状態に」責任の重圧とセクハラ上司に悩んだ女性が自分を取り戻すまで

新卒で入社したIT企業で、1年目から新製品の担当や重いノルマという過大な責任を背負わされたもえぎさん。

職場の孤独感や上司によるハラスメントが重なり、次第に心身のバランスを崩してしまいます。

不眠やうつ状態に陥りながらも、自分を守るために「短期離職」を選んだ彼女。

現在は大好きな音楽を仕事にする「ボイストレーナー」として、自分らしく健やかな毎日を送っています。

短期離職を「逃げ」ではなく「再スタート」に変えた彼女の、等身大のストーリーをお届けします。

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もえぎさんスクショ1

▼もえぎさんのプロフィール▼

項目

内容

ニックネーム

もえぎ

現在の年齢

28歳

性別

女性

短期離職したときの年齢

23歳

短期離職した会社の業種・職種

IT業界/営業職

在籍期間

1年

短期離職の回数

1回

現在の状況

ボイストレーナー(勤続3年目)

新卒1年目に「新製品担当」の重圧。同期の中で感じた孤独と違和感

Zターン編集部
もえぎさん、本日はインタビューにご応募いただきありがとうございます!Z-baseを運営している鷺森と申します。私も短期離職の経験者なので、今日はリラックスして当時のお話を聞かせてくださいね。
もえぎ
よろしくお願いします。
Zターン編集部
さっそくですが、新卒で入社されたのはIT業界だったんですね。就職活動の時は、何か軸を決めていたんですか?
もえぎ
いえ、当時はあまり業界を絞れなくて、合同説明会で出会った今の会社に決めたという感じでした。福利厚生や給与などを見て選んだのですが、入ってみてすぐに「あれ?」と思うことが多くて。
Zターン編集部
具体的にはどのような違和感だったのでしょうか。
もえぎ
とにかく新卒への裁量が大きすぎたんです。1年目からいきなり「新製品の担当」を任されたり、高い売上ノルマを課されたりして、責任が重すぎて……。
Zターン編集部
1年目からそれはプレッシャーですね。同期の方は相談できる存在でしたか?
もえぎ
同期は13人いたのですが、私の部署の新卒は私一人だけで、営業の同期もあと一人しかいませんでした。その子ともあまりコミュニケーションが取れなかったので、すごく孤独を感じていましたね。

「もう限界」不眠とうつ診断。決断を後押しした「外れ上司」の存在

Zターン編集部
3ヶ月目ですでに辞めたいという思いがあったそうですが、最終的に1年続けられたのはなぜですか?
もえぎ
傷病手当金などの制度を考えると、1年は頑張っておいたほうがいいのかな、という打算もありました(笑)。でも、最後のほうは本当にしんどくなってしまって……。不眠が続いて気分の落ち込みも激しくなり、病院に行ったら「うつ状態」という診断が出ました。
Zターン編集部
自律神経に限界が来ていたんですね。職場での人間関係も影響していたのでしょうか。
もえぎ
それは大きかったです。教育担当の方はすごく良い方だったのですが、同じ部署にセクハラっぽいことをしてくる人がいて。正直、その人のせいで心が折れたと言ってもいいくらいでした。
Zターン編集部
それは辛いですね。診断が出た後、会社側はどのような反応でしたか?
もえぎ
人事に「診断が出たので休みます」と伝えたら、引き止められることもなくスムーズに退職の手続きが進みました。当時はパニックに近い状態でしたが、実家に帰って生活を立て直すことで、少しずつ落ち着きを取り戻せました。

「好きなことを仕事に」ボイストレーナーとして自分らしく輝く今

もえぎさんスクショ2

Zターン編集部
退職から3ヶ月ほどでボイストレーナーのお仕事を始められたそうですね。なぜ音楽の道へ?
もえぎ
大学時代にバンドをやっていたこともあり、1社目が大変だったので「次は楽しいことを仕事にしよう」と決めたんです。求人サイトで見つけて、トントン拍子で決まりました。
Zターン編集部
現在はそのお仕事を3年も続けられているとのこと、本当に素晴らしいです!当時の自分に何かアドバイスを送るとしたら、どんな言葉をかけますか?
もえぎ
嫌な上司のことは早く報告していいよ」と言いたいですね(笑)。あとは、今まさに悩んでいる新卒の方にも伝えたいのですが、体調を崩すぐらいなら早く逃げていい。体調が一番大事ですから。
Zターン編集部
「体調が第一」という言葉、心に響きますね。もえぎさん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
もえぎ
こちらこそ、ありがとうございました!

編集部コメント
もえぎさんの体験談からは、新卒入社直後の「孤独」と「過度な責任」が、いかに個人のメンタルを蝕むかが痛いほど伝わってきます。特に同期が少ない環境での営業職は、自身の辛さを共有できる相手がいないため、一人で抱え込んでしまいがちです。

彼女が下した「1年での退職」という決断は、制度面での打算を含めつつも、最終的には「自分を壊さない」ための賢明な防衛策でした。現在のボイストレーナーとしての安定は、短期離職が決して失敗ではなく、自分に適したフィールドを見つけるための「必要なリセット」であったことを証明しています。今まさに職場で孤独を感じている方は、もえぎさんのように「自分の直感」と「健康」を最優先にする勇気を持ってほしいと思います。

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