「残業代が1円も出ない」新卒3か月で下した短期離職の決断。自動車業界から製造業へ

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「残業代が1円も出ない」新卒3か月で下した短期離職の決断。自動車業界から製造業へ

自動車が大好きで、新卒で部品販売の会社に入社した香坂さん。

しかし、入社3か月で直面したのは「残業代が支給されない」という現実への違和感でした。

将来への不安から短期離職を決意し、再就職活動では「短期離職」の壁にぶつかりながらも、現在は製造業で3年間のキャリアを築いています。

当時の自分へ「もっと慎重に求人を見るべきだった、会社見学に行くべきだった」と語る香坂さんの、失敗を糧にした等身大のメッセージをお届けします。

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香坂さん

▼香坂さんのプロフィール▼

項目

内容

ニックネーム

香坂

現在の年齢

28歳

性別

男性

短期離職したときの年齢

25歳

短期離職した会社の業種・職種

自動車部品の販売・配達(BtoB)

在籍期間

3ヶ月

短期離職の回数

1回

現在の状況

自動車部品の製造(同社にて3年目)

好きな車を仕事に。新卒で選んだ自動車部品販売の道

Zターン編集部
香坂さん、本日はお忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございます!
香坂
お世話になっております。よろしくお願いします。
Zターン編集部
さっそくですが、新卒で入社された会社について教えてください。
香坂
はい。自動車部品の販売や配達をしている会社でした。ディーラーさんや整備工場さんに部品を届ける、BtoB(企業間取引)の仕事です。
Zターン編集部
自動車業界を志望されたのは、何か理由があったんですか?
香坂
もともと車が好きだったのが大きいですね。接客も苦手意識がなかったので、車に関わる接客業という軸で探して、スムーズに内定をいただいた3社目くらいに決めました。

「3時間の残業代が入っていない」給与明細で気づいた最初の違和感

Zターン編集部
希望を持って入社されたはずですが、3か月という短期間で退職を決意されたのは、何か大きなきっかけがあったのでしょうか。
香坂
一番はお金ですね。入社2、3か月目の時に月に3時間ほど残業をしたことがあったんです。でも、給与明細を見たら残業代が入っていなくて。
Zターン編集部
3時間とはいえ、働いた分が出ないのはモヤモヤしますね……。入社時の説明ではどうなっていたんですか?
香坂
「みなし残業」とかではなく、1分単位でつくという説明だった記憶があります。でも実際には出なかった。それに、長く働いている先輩や上司も給料があまり上がっていないという話を聞いてしまい、「このままここにいてもいいのかな」と不安が爆発してしまいました。
Zターン編集部
なるほど。会社にそのことを直接伝えたりはしたんですか?
香坂
いえ、そこは言わずに「一身上の都合」で押し通しました(笑)。会社側からは心配されましたが、納得してもらってスムーズに辞めることができました。

面接での苦戦と、今の自分から過去の自分へ伝えたいこと

短期離職の理由をうまく話せない

Zターン編集部
退職後は転職活動に苦労されたそうですが、どのような点が大変でしたか?
香坂
3か月という短期離職だったので、面接で理由を聞かれた時にうまく答えられなくて、何社か落ちてしまいました。正直に残業代の話をしたこともありましたが、受け答えが曖昧になってしまったのが反省点です。
Zターン編集部
転職活動を経て、現在は製造業で3年ほど安定して働かれているんですよね。当時の自分にアドバイスするとしたら何と言いますか?
香坂
「ちゃんと求人票を見ろ」そして「会社見学に行け」ですね。私は見学もせずに決めてしまったので、次は職場の雰囲気を自分の目で見て、給与の内訳も細かくチェックすべきだと言いたいです。
Zターン編集部
実体験に基づくアドバイス、非常に参考になります。最後に、今短期離職を考えている新卒の方へメッセージをお願いします!
香坂
短期離職は決して悪いことではないと思います。次に繋げようという意識さえあれば、必ず道は開けると思うので、ぜひ頑張ってほしいです。
Zターン編集部
前向きな言葉、ありがとうございます。香坂さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

編集部コメント
香坂さんの体験は、新卒時の「会社選び」における情報の見極めの重要性を浮き彫りにしています。「残業代が出る」という当たり前の労働条件が現場で守られない違和感を、彼は「お金の問題」として見逃さずに決断しました。 3か月での離職は転職活動において「受け答えの難しさ」という壁を突きつけましたが、彼はそれを自らの教訓とし、現在は3年間の安定勤続という実績を作っています。特に「会社見学に行き、給与の内訳を細かく見るべき」というアドバイスは、求人票の表面的な情報だけで判断しがちな若手層にとって、失敗を防ぐための具体的かつ強力な教訓となるはずです。

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